約 3,467,966 件
https://w.atwiki.jp/overtune4/pages/149.html
エルマーナ・ラルモ CV 松岡由貴 年齢 16 身長 152 体重 42 職業 格闘家 / フリーター 加入時期 惑星イノセンス 4年前ほどに行商人の両親と共に王都へ向かう途中に野盗に両親を殺され孤児となり、王都レグヌムで「生きるため」に窃盗をしながら暮らしていたストリートチルドレン。リカルドを除く仲間達からは「エル」と呼ばれている。関西弁で喋る(開発者インタビューによると、「神戸寄りの関西弁」らしい)。元々両親は職業柄、様々な所を転々としており、その間にこの言葉遣いになったものと思われる。前世の縁でアスラの転生であるルカを見守るために、ルカたちの旅に同行することになる。 まだ幼い年齢にそぐわない母性溢れる世話好きな性格で、共に暮らしていた孤児からはとても慕われている。身よりもないまま自活していたため見かけによらず大人びた言動が多いが、学校へ通っていなかったので字が読めず勉強方面は苦手。そのため学校生活に憧れを抱いており、イリアが学校を建てたときに生徒になる約束をしている。 実は転生者として覚醒するまでは一度も喧嘩をしたことがなかったらしく、戦闘スタイルが格闘術なのも、覚醒した龍の力をそのままぶつけているためである。窃盗をした時によく街中を逃げ回ったため、自然と体力がついたらしい。 特技 Lv. 名称 TP 属性 3 弧空落 3 - 5 飛燕連脚 4 - 7 幻竜拳 4 - 9 臥竜砕 19 - 13 獅子戦吼 12 - 17 連牙弾 8 - 20 爆牙弾 27 - 24 治癒功 8 - 26 爆竜拳 21 - 30 飛燕連天脚 13 - 34 連牙飛燕脚 18 - 41 飛天翔駆 32 - 47 竜凰天駆 39 煌 49 飛燕幻竜拳 16 火 52 砕臥爆竜拳 27 爆 54 獅吼滅龍閃 14 - 57 爪竜連牙弾 35 - 魔術 Lv. 名称 TP 属性 15 ロックブレイク 8 地 22 スパイラルフレア 11 火 28 ピコピコハンマー 18 - 32 ホーリーランス 26 聖 38 サイクロン 30 嵐 59 タイダルウェーブ 65 水 75 ブラックホール 68 空間 秘奥義 Lv. 名称 属性 70 聖龍崩天烈 - 90 鷹爪竜武陣 - 110 殺劇天翔舞 -
https://w.atwiki.jp/eternal-dreamer/pages/2036.html
ロスファンTOP カードリスト ステータス エボ 攻略 敵データ ストーリー ミッション C0005 秋季御前試合 ミッション№ 名前 特殊条件 人数 戦利品 上級№C0005 10 / 10 / 26 ~ 10 / 11 / 11秋季御前試合 Epi 3 4人 誉れ高き騎士バッカス(誉れ高き騎士バッカス) プロローグ 澄み渡る青い空が広がる秋の日の朝、オルメカ帝都の城では聖ロンギヌス騎士団による御前試合が開催されようとしていた。通常、各隊に所属する騎士は各々別の任務にあたっているため騎士たちが一同に会する事は滅多にない。アベル「対戦表をまだ確認してないが、俺と組む相手は誰だろう?」ネシェル「アベル、どうした。誰か探しているのか?」アベル「対戦表はどこにあるのか探してたんだ。お前はもう確認し…」ネシェル「静かに! ベルティーユ陛下が来られた!」ベルティーユ「皆の者、いつも我がオルメカ帝国の平和の為の任務、ご苦労である。今日は騎士たちの日頃の鍛錬の成果を存分に発揮してもらいたい。」ベルティーユが着座すると、御前試合は開始された!! 危険度★★★LC0190グロオリア隊長バルトロ1500 / 270 / 16011/11/15/15/22敵サポカ機のリングLV1×2機のリングLV2 アベルとネシェルがそれぞれ対戦表を確認するために移動しようとしたその時、豪快な大声が響き渡る。バルトロ「おう! そこにいるのはアベルとネシェルだな! お前たちの最初の相手は、このバルトロ様だ! 怖気付いたか?」アベル「俺とネシェルは同じ組なのですか? バルトロ隊長!」バルトロ「なんだ知らねぇのか? 御前試合は同じ隊の騎士と組むとは決まっちゃいねぇぞ! もちろん、同じ隊の騎士同士で組まれた者もいるがな。俺は2番隊の部下と組んでるぜ。」ネシェル「私と組むのはアベルだったのか。どちらかと言えば対戦したかったのだが。まあいい、アベル、頼むぞ」アベル「ネシェル! 準備はいいか?」ネシェル「当然だ。お前こそ、不備はないだろうな?」バルトロ「残念だが俺に当たったからには、お前たちは、初戦敗退だな! ガァッハッハ~」ラッパの警鐘と共に一回戦が始まった。 危険度★★★LC0315威厳に満ちたガルデル1650 / 285 / 17018/18/25/14/14敵サポカ風のリングLV2×3 バルトロの2番隊組に勝利したアベルとネシェル。アベルは自身が強くなったという確かな手応えを感じていた。ネシェル「アベル。強くなったな」アベル「ネシェルこそ。以前よりも技に切れがあるじゃないか」初戦勝利を喜ぶ二人の前に、他の騎士より頭一つ大柄な騎士がまっすぐ二人に向かって近づいて来た。ガルデル「アベル! 見事な勝利だな」アベル「ガルデル隊長! 自分も嬉しいです」ガルデル「強くなったお前を、私自身で確認できるとは胸が高鳴るぞ」ネシェル「えっ? じゃあ私たちの次の相手は…」ガルデル「その通り! 私の率いる三番隊組だ。言っておくが、私は手加減という言葉を知らん。フフフ」アベル「ガルデル隊長! 俺、燃えてきました」力技では隊長の中でも一番と言われる、ガルデルを筆頭とする三番隊との戦いが始まった。 危険度★★★★LC0321イネス光の剣1800 / 300 / 19012/20/20/28/12敵サポカ土のリングLV1土のリングLV2土のリングLV3 ガルデルが本気だったのかは定かではないが、勝利したアベルとネシェル。勝利を互いに讃え笑いあう二人。そこへ、ネシェルの肩を叩き声をかける者がいた。イネス「強くなったな! ネシェル」ネシェル「隊長! 隊長と組めずに残念です」イネス「そうか! でも私の一存では決まらない事はお前も知っているだろう? 因みに私はアマラと組んでいる」ネシェル「隊長も4番隊の騎士と組んでいるんですね」イネス「隊長は後輩指導も命ぜられているから、それを考慮して組まれているのだろう。ところでネシェル、次の対戦は私が相手だ。覚悟しておくんだな」ネシェル「手の内をお互い知っている相手という事ですね。分かりました。全力で挑みます」アベル「ネシェル! 準決勝が始まるぞ」アベルの呼び声にネシェルは戦士の顔つきになり、待機場所へと戻っていった。 危険度★★★★★LC0330誉れ高き騎士バッカス2000 / 315 / 20012/20/20/28/12敵サポカ土のリングLV1土のリングLV2土のリングLV3 熾烈を極めたイネスたちとの戦い。勝利の女神はアベルとネシェルに微笑んだ。アベル「もうダメかと思ったぜ。イネス隊長の光速剣は回避できない」ネシェル「でも、勝利できた。ここまで来たら優勝したい。決勝の相手は誰だ?」アベル「イネス隊長は、隊長は部下と組まれてるような事を言ってたけど、それならライナー隊長は誰と組んでいるのだろう?」ネシェル「確かに決勝の相手はライナー隊長の組の可能性が高いな。でも今日はまだ見ていないぞ」その時、アベルたちの会話を遮るように、執事より決勝の組み合わせが告げられる。執事「只今より御前試合決勝戦を開始します。アベル、ネシェル組に対するのはこちらの騎士たちです」会場に入場してきたのは聖ロンギヌス騎士団団長バッカスを筆頭に、1番隊隊長ライナー、5番隊隊長ハサンの3人だった。会場はこの登場にざわめいている。バッカス「お前たちが、対戦相手か。…その強さしかと見せてもらおう」ネシェル「団長自ら出陣!? しかもライナー隊長、ハサン隊長と一緒とは…」アベル「隊長、見かけないと思ったら…それなら俺と組んでくれてもいいのに」ライナー「こういう後輩指導もあるという事だ。アベル! 手加減しないから覚悟しろよ!」アベル「ネシェル! 聖ロンギヌス騎士団に所属する以上、いつかは超えなければならない壁なんだ。ここは全力で挑もう! 俺たちは挑戦者なんだ!」決勝の開始はベルティーユによって告げられた。ベルティーユ「これより決勝戦を開始する! はじめっ!」 エピローグ 御前試合決勝は、アベルの技にバッカスの剣が折れるという結末で幕を閉じた。アベルとネシェルの勝利である。バッカス「見事だ! アベル、ネシェル。お前たちの勝ちだ」アベル「俺は…これで勝ったとは思っていません」ネシェル「そうだ。バッカス団長の剣が折れなければ、私たちは負けていた…」バッカス「勝利の女神がいるならば、その心を動かすだけの何かが今日のお前たちにあったという事だ。…今日は俺の負けだ」ベルティーユ「優勝者アベル、そしてネシェル。見事であったぞ。今後もより一層鍛錬し、強い騎士となるがよい。」騎士たちが一同に会した御前試合は、優勝した二人への拍手と喝采で幕を閉じた。 ■攻略法募集中■ バルトロはスーリオエボをリーダーでバトルカードは適当でもノンサポ撃破可 -- 名無し (2010-11-10 10 54 37) ■最終更新■(2011-03-27) 本日 - 昨日 - 総計 -
https://w.atwiki.jp/ssf4/pages/281.html
SF4(AC)キャラリュウ ケン 春麗 エドモンド・本田 ブランカ ザンギエフ ガイル ダルシム バイソン バルログ サガット ベガ クリムゾン・ヴァイパー ルーファス エル・フォルテ アベル 豪鬼 SF4(CS)追加キャラセス 剛拳 キャミィ フェイロン さくら ローズ 元 ダン SSF4追加キャラサンダー・ホーク ディージェイ いぶき まこと アドン ダッドリー コーディー ガイ ハカン ジュリ SSF4AE追加キャラユン ヤン 殺意リュウ 狂オシキ鬼 USF4追加キャラヒューゴー ポイズン ロレント エレナ ディカープリ 一覧置き換え用 SF4(AC)キャラ リュウ ケン 春麗 エドモンド・本田 ブランカ ザンギエフ ガイル ダルシム バイソン バルログ サガット ベガ クリムゾン・ヴァイパー ルーファス エル・フォルテ アベル 豪鬼 SF4(CS)追加キャラ セス 剛拳 キャミィ フェイロン さくら ローズ 元 ダン SSF4追加キャラ サンダー・ホーク ディージェイ いぶき まこと アドン ダッドリー コーディー ガイ ハカン ジュリ SSF4AE追加キャラ ユン ヤン 殺意リュウ 狂オシキ鬼 USF4追加キャラ ヒューゴー ポイズン ロレント エレナ ディカープリ 一覧 リュウ ケン 春麗 エドモンド・本田 ブランカ ザンギエフ ガイル ダルシム バイソン バルログ サガット ベガ クリムゾン・ヴァイパー ルーファス エル・フォルテ アベル 豪鬼 セス 剛拳 キャミィ フェイロン さくら ローズ 元 ダン サンダー・ホーク ディージェイ いぶき まこと アドン ダッドリー コーディー ガイ ハカン ジュリ ユン ヤン 殺意リュウ 狂オシキ鬼 ヒューゴー ポイズン ロレント エレナ ディカープリ リュウ ケン 春麗 エドモンド・本田 ブランカ ザンギエフ ガイル ダルシム バイソン バルログ サガット ベガ クリムゾン・ヴァイパー ルーファス エル・フォルテ アベル 豪鬼 セス 剛拳 キャミィ フェイロン さくら ローズ 元 ダン サンダー・ホーク ディージェイ いぶき まこと アドン ダッドリー コーディー ガイ ハカン ジュリ ユン ヤン 殺意リュウ 狂オシキ鬼 ヒューゴー ポイズン ロレント エレナ ディカープリ 置き換え用 Ω リュウ Ω ケン Ω 春麗 Ω エドモンド・本田 Ω ブランカ Ω ザンギエフ Ω ガイル Ω ダルシム Ω バイソン Ω バルログ Ω サガット Ω ベガ Ω クリムゾン・ヴァイパー Ω ルーファス Ω エル・フォルテ Ω アベル Ω 豪鬼 Ω セス Ω 剛拳 Ω キャミィ Ω フェイロン Ω さくら Ω ローズ Ω 元 Ω ダン Ω サンダー・ホーク Ω ディージェイ Ω いぶき Ω まこと Ω アドン Ω ダッドリー Ω コーディー Ω ガイ Ω ハカン Ω ジュリ Ω ユン Ω ヤン Ω 殺意リュウ Ω 狂オシキ鬼 Ω ヒューゴー Ω ポイズン Ω ロレント Ω エレナ Ω ディカープリ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/142.html
亡き者に贈る鎮魂歌 ◆SERENA/7ps 回答は言葉ではなく行動だった。 カエルはバイアネットをかかげ、マリアベルに斬りかかる。 マリアベルはそれを避け、レッドパワーを繰り出すために精神を集中させた。 「当たり前だ……」 カエルの表情が険しく、目の前の敵を倒すためのものに切り替わる。 そして、マリアベルの精神に激しく揺さぶりをかける。 「シュウは俺が殺した……」 「何じゃとッ!?」 あと少しでレッドパワーを繰り出すことができたのに、マリアベルはカエルの言葉に心を乱し、集中力を欠く。 気がつけば魔力も霧散しかけていて、ここからの再構成はもはや無理に近い。 その隙を逃すことなく、カエルは強靭な脚の力を活かしてマリアベルの方に飛んでいく。 カエルの言葉はもちろん嘘だ。 シュウは予想外に強敵で、勝負がつくことはなかったが、マリアベルとシュウが別行動をしているのはカエル自身がよく知っている。 だから、シュウは死んだと言って、マリアベルを動揺させる。 言葉だけでは信用しがたくても、カエルの戦闘を経験したと思われる服装の乱れと、覚悟のしるしとして己につけた傷が、カエルの言葉に現実味を持たせる。 そして、シュウがどこにいたかも語ることで、マリアベルにとってシュウの死が確定したものに摩り替わっていく。 「あやつが、死んだじゃとッ!」 動揺でマリアベルの体が思うように動かない。 信じられないという気持ちと、有り得ないという気持ちが交錯して、カエルの攻撃を避けきれない。 足を鈍らせていた代償は、マリアベルの右腕を深く貫くバイアネットだった。 カエルは着ぐるみごしに肉の感触を感じ取り、さらなる攻撃を繰り出さんとする。 一方、マリアベルもこのまま死ぬわけにもいかない。 痛みを堪えカエルに背中を見せ、汚く狭い路地裏へと駆けていく。 それはマリアベルがカエルに適わないと見て、逃亡を図ったからではない。 ロザリーとニノをカエルから少しでも引き離すためと、『もう一つ』理由があるからだ。 街灯も当たらない、日光を浴びるほどの時間でもまだない。 薄暗い空間を慌しい足音でかける二人。 着ぐるみを着た、傍から見れば正体不明の存在マリアベルと、騎士服を着たカエルの奇妙な追いかけっこ。 マリアベルは巧妙に逃げ、何度も曲がり角を曲がり、カエルに易々と追撃を許すことはない。 バイアネットの特性を知っているがために、多少距離が離れたところで意味などないことも知っているからだ。 (シュウが死んだ……) 地面を駆けずり回りながら、シュウのことを考える。 シュウが今そばにいないこと、ハーレーのいる場所にいたことを当てたカエルの言葉に疑う余地はなくて。 ……本当は、シュウの使っていた武器を回収しない理由もない。 そのため、本当に殺したのなら、シュウの使っていた刀や武器を見せろと言われれば、カエルの方が論破されていたのだが。 マリアベルもそこまで考えが回らない。 下手に思索に耽れば、今度は右腕以外の場所を傷つけられるかもしれない。 着ぐるみを着ているため、その傷に直接手を触れることはできないが、動かすことは難しい。 右腕はもう使えないと見ていいだろう。 さらに、出血も早期に止めないと、破傷風や出血多量などの二次的な被害も出る。 何より、マリアベルはまだ二人の命を預かっているのだ。 ここで死ぬわけにはいかない。 (それよりもサンダウンめ、何をしておる……) シュウが死んだことにより、サンダウンはシュウを埋葬しているのだろうか。 思ったより帰還が遅い。 まさかカエルに一緒に殺されたかと、考えたところで躓いてゴロゴロと転ぶ。 そこに、追いついたカエルが一気に跳びあがり、天から串刺しにせんとバイアネットをマリアベルの心臓めがけて突き出す。 転がるマリアベルの眼に移ったのは、命絶つ無慈悲な断頭台のような、串刺しの一撃。 間一髪でマリアベルはそれを避け切り、使える左手で体を起こす。 マリアベルのいた空間を食いちぎるかのような一撃が、一瞬の後に過ぎ、路地裏の地面を埋め尽くす石畳の道を破壊する。 (変われば変わるものよな……) カエルの両生類の双眸を見ながら、マリアベルは思う。 人を殺すことを覚悟した、修羅の瞳だ。 マリアベルが知っていた頃とは何もかも違う。 接近するのを許さないように、マリアベルは風の刃たるレッドパワーを使う。 「エアスラッシュ!」 真一文字に圧縮された風の刃が、カエルの首を一刀両断せんと襲いかかる。 しかし、カエルはそれを避けることもなく迎え討ち、バイアネットで逆に切り裂く。 卓越した剣技でなければできない芸当に、マリアベルはこれならシュウも殺せたやもしれぬ、と唸る。 カエルはマリアベルが距離を離すことを良しとしない。 マリアベルが近接用の武器を持ってないからだ。 一旦離れた距離を詰め、カエルの斬撃がマリアベルに向けて放たれる。 いくつか斬撃をマリアベルはもらうも、牽制に撃ったレッドパワーが功を奏して距離が離れる。 マリアベルが逃走を再び開始し、カエルもそれを追う。 形勢は完全にカエル優位で進んでいる。 追うものと追われる側はどちらが有利かは説明するまでもないし、戦闘スタイルの相性もある。 マリアベルはその性質上、近接戦闘は得意ではない。 だが、それはマリアベルがカエルに実力で劣っていることを示唆する訳でもない。 緊急任務遂行部隊ARMSにおいて、前衛はアシュレーやブラッド、カノンを遊撃担当に据えて、ティム、リルカ、マリアベルは後方で援護担当になっている。 アシュレーやブラッドがいない以上、マリアベルはいつもは分担されていた役割を一人でやらねばならないのだ。 接近戦ができるカエルとは相性が悪すぎる。 また、近接用の武器を持たないことも大きな要因の一つ。 懐に入られれば、マリアベルは使える手札が大幅に減るのだ。 マリアベルが路地裏から大通りに出る。 気がつけば、着ぐるみの中は熱気が立ち込めており、それによってさらに疲労は加速する。 大通りでは身を隠す場所に困る。 屋上につながっている階段がある建物を見つけ、マリアベルはそれを昇る。 一瞬遅れてきたカエルがどこにいったと行ったのかと首を振るが、すぐに見つけた。 足を止めて、バイアネットを構えて狙撃しようとしたものの、すでにマリアベルは屋根の上へと登って隣の民家へと渡っている。 ここで逃がしては後々支障が出る。 カエルはこのまま逃がすまいと再び足を動かす。 ここは城下町の大通りで、民家も商店も連なって建っている場所だ。 建物と建物を繋ぐ距離は、マリアベルでも易々と渡れるほど近い。 「ふぅ、久しぶりの運動は堪える……。 それよりも、くるかッ!?」 自分の後ろをつけてくると思っていたマリアベルは、後方を確認するが、そこには誰もいない。 高い所に上がったおかげで、上りつつある朝日が目に入るだけ。 しかし、気配は確かにするのだ。 (まさか撒いたか?) いや、そんなはずはない。 撒けるほど足は速くないし、撒くとロザリーたちの方に行かれる可能性もある。 足を止めて、自分の登ってきた階段を見つめるが、やはり誰も来ない。 思わず足を止めて、カエルの姿を確認するまでそこに留まる。 やな雰囲気だった。 確かにいるはずなのに、いつまで経っても姿が見えない。 ビュウビュウと吹く風に不安を煽られ、焦れて動きたくなる。 しかし、マリアベルはある見落としをしている。 それは、カエルの人間的な言動に騙されていること。 カエルは元は人間だが、やはり今はカエルそのものであり、その脚力を活かして戦うこともできる。 つまり、マリアベルの見落としが何かというと、カエルが階段を使ってくるという思い込み。 カエルの狙いは―― 「ッ!?」 「もらった!」 文字通りバネのごとく飛んで、直接屋根に登ってくることだった。 正面からではなく、横からの奇襲。 マリアベルは完全に不意を打たれるが、せめてもの抵抗として、もう一度エアスラッシュを使う。 実体を持たない風の刃と、実体をもったバイアネットが激しくぶつかる! エアスラッシュの威力は弱く、1秒もしないうちに再び消えてしまうが、マリアベルはまた距離をとって逃走する。 次に渡った屋根は、屋根の中央に大きな十字架がある。 つまり、マリアベルが足をつけている建物の内部は、荘厳な雰囲気に包まれた教会なのだろう。 もっとも、そんなことはマリアベルにとってどうでもいいことで、早く逃走を図ろうとするが、ついにカエルのバイアネットが火を噴く。 選んだ弾は爆発するタイプ。 「しまッ!?」 自分の足もとが崩れ、重力のままに瓦礫と一緒に落下するマリアベル。 落ちた先にはちょうど良く毛布や衝撃を和らげる何かなど、あろうはずもなく。 マリアベルは腰を強かに打って、うめき声をあげた。 (うぅ……) 外傷が激しい体が軋んで、悲鳴を上げる。 さすがのマリアベルも、死を覚悟せざるをえない状況だ。 だが、まだ終わりを迎えることはマリアベルのプライドが許さない。 「ここは……」 見渡すと、そこはマリアベルが一時休んでいた宿屋とは違って、汚らしい空間だった。 壁から床から埃まみれで、信仰の廃れを感じさせる。 黒ずんだ壁の色が、もうここでは休日等にミサが行われてないことを示す。 参列者用の席は、最後に人が座ってから何年も経っているようだ。 楽廊にあるパイプオルガンはもう何年も調律が施されてないように見えて、きっと弾いてみたらひどい音がするのだろう。 その中で、それだけが綺麗に輝いていた。 剣の聖女アナスタシア・ルン・ヴァレリアを象ったステンドグラス。 ガーディアンブレード・アガートラームを抱え、佇むアナスタシア・ルン・ヴァレリア。 剣の大聖堂にあるものと全く同じステンドグラスがそこあった。 朝の光を透過光として教会の中まで照らし、光り輝くステンドグラスは一層美しく見える。 「ああ、そうよな……アナスタシア」 死ぬわけにはいかない。 その思いが強くマリアベルの中を満たす。 アナスタシアはマリアベルやファルガイアの人に、死んで欲しくないからこそ戦った。 生き返って、どこかにいるかもしれないアナスタシア・ルン・ヴァレリアと会うまでは死ねない。 もし、それがマリアベルの知るアナスタシア本人なら、話したいことがたくさんある。 「いい死に場所を選んだな……」 穴のあいた天井ではなく、入口の扉を開けてカエルが入ってくる。 老朽化した扉はギギィと重たい音をあげる。 マリアベルは立ち上がり、ステンドグラスを背にしてカエルと相対した。 「死に場所に教会とはな……」 偶然の巡り合わせにカエルは感慨深く呟く。 お前の死に場所にふさわしいと、そういう含みを持たせた言葉だ。 それを聞いたマリアベルは何を莫迦なことを、とカエルを嘲るように右腕を押さえながら低く笑った。 「お主、何か考え違いでもしておらぬか……?」 一歩、カエルが前に進む。 考え違いなどしていないことを示すためと、マリアベルの殺害を実行に動かすため。 今度はシュウと戦っていた時のように、ストレイボウのような邪魔も入らない。 「わらわは伝説のイモータル、ノーブルレッドが末裔よ」 逆光になってて、カエルからはマリアベルの表情を窺うのは難しい。 代わりに、カエルの目にマリアベルの背後にあるステンドグラスが目に入る。 信仰心がとりたてて厚くないカエルとて、額ずいて拝みたくなるような出来栄えだった。 もちろんそれを実際に実行に移したりはしないが。 「死など、わらわには無縁のもの……」 カエルの足がまた一歩進む。 もうカエルが一瞬で跳びかかれる距離だ。 言いたいことはそれで終わりか?とバイアネットを構えてカエルが聞く。 「故に――」 そこまで言いかけて、マリアベルの言葉が止まる。 何事かとカエルが問いただそうとするものの、すぐに異変に気が付く。 「ああ、やはり来おったか。 考えれば大人しくしている連中ではないしの……」 そう、何者かがここに接近している。 カエルとマリアベルが気配でそれに気が付く。 カエルが背後の入口付近の気配を探るが、そこには誰もいない。 後ろを見せた瞬間、マリアベルはレッドパワーの力を練り上げる。 「話の続きじゃったな。 故に――」 そう、不死のノーブルレッドにとって、教会など意味はない。 (背後じゃない……! となると――) カエルの脳裏に天井が可能性として浮かぶも、やはりそこからも来る気配はない。 「お主がここを選んだ? とんでもない。 この教会はわらわが――」 教会に用があるとしたら、目の前のカエルのような命に限りのある存在だけ。 (だとしたら――) もう一つだけある入口の存在にカエルが気が付く。 そう、来たのだ。 マリアベルが逃がそうとしていた存在が。 止まっていた歯車が動き出すように、膠着していた空間が大きく動き出す! 「お主のために選んだのじゃッ!!!」 (マリアベルの背後か――!!!) マリアベルが炎のレッドパワーを繰り出す。 放たれた猛火を避けながら、カエルがマリアベルの背後のステンドグラスに向かってショットウエポンを撃った。 マリアベルの背後、カエルでさえも一瞬見とれたステンドグラスが大きな音を立てて割れる。 教会の内外に降り注ぐ破片とともに、舞い降りてくる存在。 ステンドグラスに描かれた女性が、実体を伴って顕現したように見える。 しかし、そこにいたのは実体化した聖女などではなく―― 「マリアベル!」 「マリアベルさん!」 桃色の髪をした美しい女性と緑色の髪をした可愛らしい少女――ロザリーとニノが飛び降りてくる! ◆ ◆ ◆ 着地したニノとロザリーが、それぞれ持っていたクレストグラフでカエルを攻撃する。 無属性の攻撃魔法ゼーバーによる、攻撃性を持った魔力の塊そのものと、風の属性を持ったヴォルテックによる嵐が襲いかかる。 カエルは一時撤退を選択し、教会の外に出た。 「お主ら……グラスの破片がわらわに当たったらどうするつもりだったのじゃ……?」 「えっ? んーと、マリアベルは着ぐるみ着てるから多少は大丈夫かなって……」 「すみません。 入口から入って魔法を使っても、マリアベルさんに当たると思いましたから」 「ちなみにニノよ、今飛び降りてくるとき見えておったぞ」 「え? 何が?」 「ロザリーは上手く隠しておったが、お主は……」 「ああ、そんなこといいのっ。マリアベルになら見られても」 「わらわにそんな趣味はないわッ!」 「違うよ! 女の子同士だから気にしないって意味だよ!」 「マリアベルさん……私たちが飛び降りてくるときあの方に呪文を使っていたのに、よく見る余裕がありましたね……」 「…………………さぁ行くぞ、皆の者!」 「あっ誤魔化した! ひっどーい!」 幸い、ステンドグラスから距離が離れていたマリアベルに、特に被害はなく。 とんでもない場所から現れたニノとロザリーに、マリアベルも悪態をつくだけにとどめた。 マリアベルも感謝しているからだ。 「それよりもマリアベル、一人で行くなんて酷いよ」 「酷いもなにも、そういう手筈じゃったろうに……」 「ええ、でも私たちも戦います。 マリアベルさんだけ傷ついていい理由はありません」 マリアベルはそれをダメだとは言わない。 否定してもたぶん無駄だと悟っているからだ。 代わりに、付いてこいとばかりに教会の入り口に向かって歩き始めた。 しかし、怪我が災いして足取りは重い。 ロザリーとニノが付いてきたことを確認して、マリアベルはゼーバーと同じ無属性のレッドパワー、メガトンインパクトを使うべく、魔力の構成を始めた。 残った二人は何事かと思うが、それを聞くよりもはやく、放たれたメガトンインパクトが教会の入り口を派手に壊し、大きな穴ができる。 「入口付近で待ち伏せされてる可能性もあるからの」 用心に用心を重ねた上での行動と分かると、ニノもロザリーも感心する。 その行動は結果として無駄だったのだが、それを二人が馬鹿にすることはない。 カエルは三人が大きな穴の開いた教会の入口から出てくるのを、堂々と待っていた。 風が激しく吹き、マント、あるいは外套を羽織っている者はそれにつられて衣服がたなびく。 「カエルよ、聞こうか。 お主はなぜこのようなことを?」 「答える義務も義理も……ない」 一時とはいえ、友誼を結んだマリアベルの質問。 マリアベルの問いを、カエルは無慈悲に斬って捨てた。 一方、マリアベルはシュウが死んだという情報を伝えない。 ロザリーとニノにそれを言えば、先ほどの自分のように動揺するだろうから。 「女三人か……」 カエルは自嘲するように呟く まるでいたいけな女を襲う夜盗か何かのようだと思った。 しかし、夜盗でもなんでもいい。 ガルディアが復活させることができるのなら、天に唾吐くことさえやるし、大地に拳を突き立てることもするし、流れる川の水にさえ逆らってみせる。 三対一でもカエルは退くことを選択しなかった。 マリアベルが逃げていたのは、おそらくこの二人を引き離すためだと判断したから。 そんな二人にそこまでの戦力はないというのが、カエルの見解だった。 また、ニノとロザリーが、マリアベルと同じ術師タイプの戦闘スタイルだとも見破ったから。 「行くぞ……」 先手必勝。 カエルから三人に向かって飛びこむ。 狙いは手負いのマリアベルだ。 しかし、ニノとロザリーのゼーバーとヴォルテックに阻まれ、マリアベルの手前で足を止められる。 カエルが少し足を止める間に、三人は散開してそれぞれの放つべきクレスト、レッドパワーの準備をする。 ニノ、ロザリー、マリアベル。 この三人を同時に攻撃する手段は限られてくる。 ならば、その少ない手段で攻撃するしかない。 カエルが地を這う衝撃波、ショックスライダーを地面に放つ。 カエルを起点にして、衝撃波が前方に扇状に広がりながら地面を食らいつくし、それぞれ三人に襲いかかる。 「ゼーバー!」 「ヴォルテック!」 二人がそれぞれの手段で衝撃波を相殺する。 残る一人、マリアベルは詠唱が遅れているのか、純粋な回避行動でショックスライダーから逃れた。 しかし、これはカエルの計算通りの行動だ。 カエルの攻撃方法はバイアネットによる剣技と、ARMによる銃弾だけではない。 シュウとの戦いの時では見せることのなかった、カエルの手札が切られる。 「ウォータガ!」 それは何もないところから魔力によって水を召喚し、敵を押し流す魔法だ。 カエルのすぐ後ろに、大質量の水が生まれる。 これをマリアベル達にぶつければ、さすがにこの程度の水量で溺れさせることはできないだろうが、すでに魔法を放ったニノとロザリーにこれを防ぐ手段はない。 二人が慌てて呪文の詠唱が始まるが、時すでに遅し。 これでマリアベル以外に手傷を負わせることに成功する。 カエルは召喚した水をそのまま躊躇うことなく放った。 「考えることは一緒よの……」 しかし、そうは問屋が卸さないのがマリアベルだ。 「ニノ、ロザリー! 家の中か高い所かに隠れぃッ!」 ロザリーとニノが指示通りに、それぞれ身を隠す。 もはや眼前まで迫った水、いや、津波は火の魔法でも風の魔法でも防ぐ手段はない。 だが、同属性のレッドパワーなら! 「メイルシュトロームッ!」 マリアベルの背後にも、大質量の水が生まれる。 いや、水量はマリアベルの方が多い。 純粋な術師タイプと、あくまで補助的にしか攻撃呪文を使わない戦闘タイプの魔力の差がここで出る。 その激流で、眼前まで迫った津波を、もう一つのより巨大な津波が押し返す。 何の変哲もない城下町に、津波が襲いかかるというあり得ない事態が起きた。 街灯を、たまたま近くにあった民家を、水は容赦なく押し流す。 「すごい……」 水が引いた後、しばらくしてから、離れた民家に隠れていたロザリーが外に出て、濡れた地面を踏む。 ロザリーは驚嘆するほかない。 これだけの実力を操るマリアベルなら、ニノとロザリーが足手まといな理由もよく分かる。 カエルのいた場所に目をやるが、そこにカエルはない。 まさかこれで勝利したのか、とマリアベルに聞こうとしたところ、不意にロザリーを照らす日光が遮られた。 雲でも差し込んだのかと思うが、今日は雲ひとつない快晴だったと気づく。 不審に思って空を見上げたロザリーに、同じく民家から出てきたニノが悲鳴に近い声をあげる。 「ロザリーさん! 上っ!」 つまり、その答えは―― 「はあああああああっ!」 押し寄せる水から逃れるため、天高く空に飛び上っていたカエルの姿! カエルはそのままの勢いを保ったまま、ロザリーにバイアネットを持って降りかかる。 「ッ!? あうっ!」 ロザリーの回避が間に合わない。 大腿部を切り裂かれ、出血が激しく出るロザリー。 大腿部の傷は致命傷に繋がる。 そのままロザリーを殺さんとカエルは飛びかかるが、ロザリーに当てることさえ厭わない覚悟で撃ったニノのゼーバーで離れる。 このままでも、ロザリーの戦闘力は奪われたも同然。 そう思ったカエルはロザリーから離れ、今度はマリアベルに襲いかかる。 マリアベルのは着ぐるみごと壁にもたれかかれ、グッタリとしている。 ひょっとして水に押し流されて、気絶でもしたのかもしれない。 そう思って、カエルはそのまま心臓めがけてバイアネットを突き刺す。 マリアベルの心臓にあたる位置を、カエルは狙い過たず刺すことに成功した。 だが、聞こえてきたのは断末魔の叫びではなく―― 「正気かッ!?」 氷のレッドパワーを展開し、隠れていたマリアベルの声ッ! 今度はカエルが奇襲を受けた形となり、左肩の部分が急速に凍りつき、凍傷になる。 「どこの世界に、ボーッとしたまま敵の攻撃を受ける奴がいると思うかッ!」 そう、カエルが大質量の水同士による激突で、人の目から隠れるように天高く飛んだのと同様に、 マリアベルもまた着ぐるみを脱いで身軽になって、ついでに囮にも使用したのだ。 痛む肩を押さえ、カエルは少し距離をとる。 「日光は美容の敵なだけで、別段浴びても死ぬことはない……それにしても着ぐるみを着ての運動は疲れるものよ……」 熱の高まったマリアベルの体温を、朝の少し寒気の残る風が気持ちよく冷やしていく。 少しばかり身軽になったマリアベルが、今度は積極的に攻勢を仕掛けていく。 火、水、氷、風、無属性、マリアベルがこれまでにカエルとの戦いで見せた、レッドパワーの属性はこれで五つ。 元来、一つの属性の魔法しか使えないというのが常識だったカエルにとって、間違いなく脅威だった。 ここまで多種多様な魔法を扱える存在と言えば、圧倒的な魔力を持つ魔王くらいしか思いつかない。 しかし、相手を脅威に感じているのは何もカエルだけではない。 「ケアルガ!」 カエルの左肩の凍傷が跡形もなく癒えていく。 マリアベルも、攻め、守り、癒しを効率よく使う、ここまで戦闘力のバランスがいい存在は初めて見る。 「回復まで使えるか……」 剣技は一流。 状況に応じて、効果的な戦闘方法を選ぶセンス。 回復、攻撃両方の魔法をつかいこなす魔力。 明らかにマリアベルたちとは相性が悪い。 マリアベルもロザリーもニノも回復魔法は持ってないし、唯一の回復手段のエリクサーはロザリーとシュウに持たせてある。 そう、シュウがここにいない以上、一度きりしか使えない切り札の回復手段なのだ。 おいそれと使うわけにはいかない。 多少の怪我は回復できるカエルと違って、一瞬の判断の遅れが致命的な事態を招きかねないのだ。 それに、マリアベルの魔力とて無限に使えるわけではない。 今のマリアベル達に足りないのは前衛を務める人物。 シュウは見た目通り忍者だ。 忍ぶ者という名の通り、直接の戦闘はあまり好まない。 ……実際のところ、マリアベルの認識は忍者という言葉にとらわれた先入観でしかなく、シュウはどの距離の戦闘もできる万能タイプなのだが。 サンダウンも銃――マリアベルの知識に合わせればARM――を使った戦闘が得意だ。 後衛タイプばかりが偏ってて、今のパーティバランスは非常に悪い。 マリアベルは、早いところアシュレーやブラッドのような人間に会わんといかんな、と思った。 ふと、マリアベルはロザリーの身を案じる。 まだ多少は動けるようで、遠目にも立ちあがろうとしているのが見える。 しばらくはそれで我慢してもらうしかない。 ロザリーに向かわないように、マリアベルはカエルの注意をひきつけるために話をする。 「思えば、お主も愚かなことをしたものよッ!」 「ああ、愚かだと思う」 カエルも運よく話に付き合ってくれた。 マリアベルは攻撃をしながら、あるいは攻撃されながら、時々ニノの援護も混じりながら話を続ける。 「お主、自分が恥ずかしくないのか? あの魔王の言いなりになっておる自分を見てどう思う?」 「道化だとでも?」 マリアベルのレッドパワーをかわし、カエルがその隙をつこうとするが、ニノの援護がまた入る。 カエルは攻めあぐねていた。 ニノの持っていたクレストグラフの一つ、クイックがマリアベルの反射神経を高めていたから。 先ほどのように、思ったより攻撃が当たらない。 「分かり合えないというのは悲しいことだな……」 「知ったような口を……ッ」 すでに事態は最悪の方向へと向かってる。 時の引き金の名を冠する卵はもうない。 もう少しカエルが動くのが早ければ、運命は変わったかもしれない。 未来という名の幾筋にも分かれた道の中に、エイラが生きる道はあったかもしれない。 しかし、体が一つしかない以上、選べる道が一つしかない以上それは仮定「if」でしかありえない。 今カエルにとって大切なことは、あの時ああすればよかったかもしれないと後悔することより、起こってしまった物事に対する被害を防ぐ最短の道を走り抜けることだ。 「マリアベル、お前が悪い訳ではない。 他の誰かが悪い訳ではない。 これは、こうなることを防げなかった俺の罪だ」 カエルがどんなに身を粉にして説明を重ねたところで、マリアベルの協力は得られないだろうし、 協力があったとしても、エイラを生き返らせることはできないだろう。 だから、カエルは戦う。 理不尽なことだとも思う。 6500万年もの昔から今現在まで、世界とやらは確かに繋がっているのだ。 だが、それを説明されたところで、納得できる人間などそうはいない。 カエル自身も6500万年もの昔の人間が死んだことで、そのツケを払わされることになるなど思いもしなかった。 だが、ここで祖国がただ徒に消えるに任せるのは、あまりにも忍びない。 ガルディアの建国から600年。 繁栄を極める祖国はこれからも滅ぶことなく発展し続け、ついにはクロノたちの生まれる年代で、建国1000年を祝った祭りまで起きているのだ。 カエルにはこれからの400年の発展の歴史を、これまでの600年の歴史をなかったことにするなどできない。 サイラスが命をかけて守ろうとしたものを、失いたくなどない。 「お主、プライドはないのか……ッ!?」 「プライド……だと……?」 プライド、それは騎士にとっての矜持であると同時に、今のカエルにとって一番必要のないもの。 騎士であることを捨て、ただのグレンであるカエルにはもう縁がないものだ。 だから、カエルは言ってやった。 「プライドで空腹が満たされることはない!」 そして、駆ける。 マリアベルではなく、ニノを襲うために。 そう、今のカエルに必要なのはプライドではない。 「それと、同じことだ!」 プライドではガルディアを取り戻せない。 プライドが無ければ、小さな子供だって蟻のように殺すこともできる。 そう言わんばかりに、ニノに襲いかかる。 ニノがゼーバーを使って迎撃しようとするが、カエルはそれをヒラリとかわす。 そして、カエルはニノの手にあるクレストグラフを、口を開けてカエル特有の長い舌で弾き飛ばす。 これもカエルが初めてみせる芸当。 マリアベルがカエルの人間的な言動に囚われて奇襲を受けたのと同様に、ニノもまさか本当にカエルのような長い舌が伸びるとは思わず。 生理的な嫌悪感もあって、ニノは尻餅をついて後ろに倒れる。 カエルの見たところ、ニノとロザリーはこのクレストグラフを使って魔法を使っている。 だから、それを弾き飛ばせば、ニノは必然的に無力化される。 それは正解だ。 ニノの手にはクレストグラフがもうなく、このままカエルの攻撃を甘んじて受け入れるしかないはずだった。 しかし、ニノはここで自身に秘められた才能の一端を垣間見せる。 ニノは尻餅をついたままの姿勢で、右手を開いてカエルに突き出し、呪文の詠唱を始めたのだ。 そして、放たれる拳大の火球。 それはロザリーの世界にある、初歩中の初歩の呪文でもあった。 「メラ!」 「なにっ!?」 カエルは完全に不意をつかれた。 ◆ ◆ ◆ 話は少しさかのぼる。 マリアベルの各世界の魔法の講釈、そしてニノが導きの指輪を使ってみようとした間に起きた『ちょっとした出来事』を今ここに記そう。 「ねぇロザリーさん、あたしに呪文っていうのを教えてっ!」 「おいニノ、わらわの話を聞いておったか? クレストソーサレスと違って呪文の習得は一朝一夕ではできん。 媒介がないから、全ての手順を自分でやらねばならんのじゃ。 それはマリアベルが得意げになって、魔道に関する知識を語ったり、自らの操るレッドパワーの素晴らしさについて語っている時であった。 神妙な表情になって、教師の教えを忠実に聞くような生徒のごとき態度だったロザリーが、急に話を振られてキョトンとした顔に変わる。 「どうしたのニノちゃん?」 「あのね、あたしクレストグラフがないとただの足手まといになるから、呪文とか覚えられるなら覚えたいの」 ロザリーにもマリアベルにも分からない話でもない。 何らかの事情でクレストグラフが無くなった時、ロザリーとマリアベルにはまだそれぞれ身を守る術があるが、ニノにはないからだ。 もっとも、無理だとは思っていたロザリーも性格上、ハッキリとは言いにくく。 ここは、ニノのみんなの役に立ちたい、という心意気を買って教えることにした。 当然習得は無理だろうが、その後でロザリーが少し慰めてあげればいいこと。 そう思っていた。 しかし、ロザリーとマリアベルの予想を裏切り、ニノは幾度かの失敗を経て一番初歩の呪文を成功させた。 「で、できたっ……!」 かざした掌に浮かぶ拳大の火球を見て、ニノが大いに喜ぶ。 ロザリーとマリアベルは開いた口がふさがらない。 落ちこぼれの言葉を鵜呑みにしていた訳ではないが、ニノの卓越した魔道のセンスに驚かされる。 それは、ニノに眠っていた本来の才能と、母親に愛されたい一心で得た技術によるだった。 ソーニャはニノを才能のない子供だと早々に見限り、正規の魔道の教育をニノにしていなかった。 しかし、ニノは母親になんとかして認められようと、ソーニャの隣でソーニャの唱える魔道を見て必死に学習していた。 門前の小僧、習わぬ経を読むという言葉がある。 ニノは必死にソーニャの口を読み、正確な詠唱が聞き取れる技術を身につけた。 魔法の詠唱を正確に聞き取れる技術を持った人間など、何年修行してもできる人間はそうそういない。 エレブ大陸にも、それができるのは数えるほどしかないほどだ。 そして、ニノの出自もその才能の裏付けをしている。 ニノはリキアに存在する名門の魔道一家の子供なのだ。 まさに魔道の申し子。 ソーニャはニノを役立たずだと思っていたが、とんでもない。 ニノは大成すれば、ソーニャなど比べ物にならない才能を秘めているのだ。 その才能の一端が、今ここで花開き始めている。 そしてこれこそ、ロザリーとマリアベルがニノを落ちこぼれだと思わなくなった理由。 さすがに、ホイミなどの回復呪文の習得はできなかったが。 ニノはまだ才能があるとはいえ、一介の魔道士。 賢者でもない限り、ホイミは使えないだろう。 レッドパワーも根本的な種族の違い故か、一度も使うことはできなかった。 マリアベルが、レッドパワーまでそう易々使いこなされてたまるか、と少しだけ安堵し、 また、やはりレッドパワーはノーブルレッドのみが使える選ばれし技よな、と息巻いていたのをここに付け加えておく。 ◆ ◆ ◆ カエルが驚愕して、今の状況になるまで時間は数秒もかからなかった。 ニノの思わぬ反撃に足を止め、マリアベルの追撃が加わった時に勝負は決した。 ニノが拾いなおしたゼーバーのクレストグラフに魔力を十分に充填して、カエルの目の前に立っている。 バイアネットはいまだこの手に残っているが、それを何かしようという間にカエルはゼーバーによって重傷を負うか、さもなくば死ぬだろう。 終始優勢で進めていたカエルの意外な敗北。 ちょっとした油断で勝負は決まった。 カエルはよく戦った方だと言える。 シュウとの戦いを経て、大したインターバルも挟まずに、三対一でロザリーもニノもここまで傷つけたのだから。 しかし、相性の良さがあってもそこまでが限界だった。 「よくやったニノよ。 あとはわらわが……」 殺すにせよなんにせよ、さすがに、子供にこれから先のことを任せるのはつらい。 マリアベルが近寄って、カエルの武装を解除しようとする。 しかし、ニノは何を思ったのかカエルに話しかけていた。 「これで、考え直してくれるかな……?」 「何を……? ニノ、やめぃッ!」 マリアベルがニノを戒めようとする。 カエルは微動だにせずに、強い決意を以てニノに答えた。 「俺は……この傷に誓った。 必ず、ガルディアを取り戻してみせると……!」 「その傷、自分でつけたの?」 「……ああ」 「ニノ!」 「マリアベル、静かにしてて! あたしに任せてほしいの……」 ニノの強い口調にマリアベルも止まらざるを得ない。 正気か?というのがマリアベルの本音だ。 ロザリーもマリアベル自身も深く傷つけた相手であるし、また、これはマリアベルの誤解に過ぎないが、シュウも殺した人間なのだ。 心情的に、マリアベルがもうカエルを仲間と思う理由もない。 「だったら、まだ戻れるよ」 「何……」 「だって、傷をつけてるってことは迷ってるってことだよね?」 ニノはこう思っていた。 自傷行為を行ったのは自分の決意がまだそこまで盤石ではないため。 何故なら、それは非効率的な行為だからだ。 本当に決意したのなら、自身にとって不利になるような行為はしないはず。 決心が鈍る度に傷を見て自分を戒めないと、そういうことができないと判断したから。 「……だが、俺は……」 「誰かの手を掴むことは、弱さなんかじゃないよ!」 カエルの心に迷いが生じる。 そうなのだろうか? 自分一人で背負い込まず、誰かの手を借りてもいいのだろうか? この手を血で汚さずに、もう一度クロノたちと力を合わせるべきなのだろうか? 迷いを見せ始めたカエルに、自分の腕の傷が目に入る。 それで、カエルの心は決まった。 「……けるな」 「え?」 そう、耳を貸すのは他人の御託ではなく自分の声なのだ。 この先、誰の言葉にも耳を貸さぬよう、カエルは左腕の戒めの傷をつけたのだ。 「ふざ、けるな……」 カエルの目に再び火が灯る。 子供の声に惑わされるような安い決意でもない。 大喝するようなカエルの声が響く。 「俺は、ガルディアを取り戻さなくては『いけない』んだ!」 “英雄に『ならなくては』、ファルガイアを守ることができないのだッ!」” その声を聞いたとき、マリアベルの脳裏にアーヴィング・フォルド・ヴァレリアの言葉が甦る。 そして、カエルの言葉とピッタリ重なった。 「いかんッそやつッ! ニノ、離れるのじゃッ!」 マリアベルが止まっていた足を動かし、ニノを助けようとする。 あれは、ARMS指揮官、アーヴィング・フォルド・ヴァレリアの目と同じ。 目的のためなら、いくらでも他人を犠牲にし、利用できる目だ。 説得など、不可能な話だった。 カエルがバイアネットを使い、ニノの腹を串刺しにしようとした瞬間、マリアベルよりもはやく動いていた影があった。 ドシュッ! 「……え?」 ニノの呆けた様な声が響く。 ニノの目の前には、自分を庇って腹を貫かれたロザリーの姿があった。 尋常じゃない量の出血が、さらにニノの思考を真っ白に奪っていく。 充填していたゼーバーの魔力も霧散していく。 ロザリーの腹からバイアネットを引き抜いたカエルはさらに、ストレイボウと別れる時にした騎士の宣誓のような格好で、バイアネットを天に向かって突き立てる。 だが今度は意味合いが違う。 今度は騎士の宣誓ではなく、相手の命を奪うための純粋な行動だ。 バイアネットから轟音が響き、何かが射出される。 (これは……アシュレーのッ!) それはアシュレーが怪獣と戦っている時、相手の数が多いときによく使用していた技だ。 マリアベルが空を仰ぎ見ると、そこには文字通り、一切の比喩なしで、無数の弾丸があった。 回避が間に合わない。 もはやどうしようもないことを悟って、マリアベルは「絶望」を感じた。 マルチブラストによる弾丸の嵐が、断頭台のようにマリアベルに降り注ぐ。 ドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!! 「……かはッ……」 弾丸に文字通り蜂の巣にされるマリアベルの姿。 そのまま受身を取ることもなく、地に伏した。 ドロリと流れるマリアベルとロザリーの血。 それを見ても、まだニノは動けなかった。 「――あれ?」 ニノがロザリーを見る。 動かない。 「――え?」 ニノがマリアベルを見る。 動かない。 間の抜けたような声を出すことしか、今のニノにはできない。 それはほんの少しまでは有り得なかった光景で、しかし自分がそうなる原因を作ってしまったことを自覚する。 よかれと思ってした行動が、最悪の結末を迎えていた。 やがて、ジワジワと理解し始める。 「あ、あた、し、が……」 カエルにはニノの気持ちも、震えるほどの声になっている理由も痛いほどよく分かる。 きっと自分を責めているのだろう。 カエルに情けをかけようとしていたりもしたし、そういう優しい子なのだと思った。 でも、同時に考えなしのお人よしだとも思った。 ニノのおかげで命を永らえたのだが、カエルはロザリーやマリアベルを殺したときと同じように、ニノを殺そうと動く。 「すまない……」 そう言って、バイアネットがニノを刺し殺すまさにその瞬間! ようやくサンダウン・キッドが到着して、カエルを突き飛ばしていた。 時系列順で読む BACK△066-2 永遠を背負いし者Next▼066-4 Justice ~それぞれの正義~ 投下順で読む BACK△066-2 永遠を背負いし者Next▼066-4 Justice ~それぞれの正義~ 066-2 永遠を背負いし者 シュウ 066-4 Justice ~それぞれの正義~ サンダウン マリアベル ニノ ロザリー カエル ストレイボウ ▲
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/5391.html
ベルト・リヴェラ 名前:Berto Rivera デビュー:『リメンバー・ミー』(2017年) 概要 エレナ・リヴェラとフランコ・リヴェラの長男。弟にエンリケ・リヴェラ、妹にグロリア・リヴェラがいる。 妻カルメン・リヴェラとの間にアベル・リヴェラ、ロサ・リヴェラ、ベニー・リヴェラ、マニー・リヴェラがいる。 マリアッチ広場に入り浸っていた甥のミゲル・リヴェラを厳しく注意する。 英語版、日本語版ともにドン・イダルゴと同じ声優が担当している。 エピソード リメンバー・ミー 死者の日*、音楽を禁止されている一族の決まりを破ってミュージシャンになると宣言したミゲル・リヴェラが行方不明になる。 夜通しミゲルを捜して居眠りしていたベルトは走り去るミゲルを見て驚き、アベル・リヴェラを強打してしまう。 登場作品 2010年代 2017年 リメンバー・ミー 声 ルイス・バルディーズ(2017年) 西村太佑(2018年)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/752.html
autolink DG/S02-100 カード名:魔王アルマース カテゴリ:クライマックス 色:青 トリガー:2 【自】このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは1枚引き、自分のキャラ1枚を選び、そのターン中ソウルを+3。 ままま、魔王っ!? ぼぼぼぼボクがっ!? レアリティ:CC illust.原田たけひと ・対応キャラ カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 勇者アルマース 1/0 4500/1 青
https://w.atwiki.jp/youhei0921/pages/116.html
サムライソウル 種族 人間 耐 なし EP1 落 盗
https://w.atwiki.jp/koko100/pages/63.html
各キャラの体力 ダメージ補正 着地硬直 溜め時間 カウンターヒット時の有利フレーム増加 対CPU戦の乱入キャラ家庭用ライバル戦ステージ CPU豪鬼・剛拳乱入 ステージ 処理落ち 各キャラの体力 キャラクター 体力(ランク) 気絶値(ランク) ザンギエフ 1200 (S) 1200 (S) ルーファス 1150 (A) 950 (E) エドモンド・本田 1100 (B) 1100 (B) サガット 1100 (B) 1100 (B) アベル 1100 (B) 1050 (C) バイソン 1100 (B) 1000 (D) ブランカ 1050 (C) 950 (E) フェイロン 1000 (D) 1050 (C) 剛拳 1000 (D) 1000 (D) リュウ 1000 (D) 1000 (D) ケン 1000 (D) 1000 (D) ダン 1000 (D) 1000 (D) ベガ 1000 (D) 950 (E) ガイル 1000 (D) 900 (F) バルログ 1000 (D) 900 (F) さくら 950 (E) 1000 (D) ローズ 950 (E) 1000 (D) キャミィ 950 (E) 950 (E) 春麗 900 (F) 1050 (C) エル・フォルテ 900 (F) 1000 (D) クリムゾン・ヴァイパー 900 (F) 950 (E) ダルシム 900 (F) 900 (F) 元 900 (F) 900 (F) 豪鬼 850 (G) 850 (G) セス 750 (I) 750 (I) ※バルログ(仮面無し)は気絶値不変の被ダメージ125% 不確定だった家庭用キャラの体力について検証しました。 (総体力900のタイプに大P一段目→惨影→惨影→惨影→惨影で893、 同じく950のタイプに惨影x4で933のダメージになるのでその結果より) 気絶値はトレーニングモードに書いてあった数値を流用。 リュウの小足に耐えた回数と、それをリュウを100とした場合の指数と、スタン耐久値にしてみた。 勿論他の技なら多少違う結果になるだろうから、あくまで参考までに。 耐えた回数 体力 スタン スタン キャラ 65発 (120) 24発 (120) ザンギエフ 62発 (115) 19発 (95) ルーファス 60発 (111) 22発 (110) E.本田、M.バイソン、サガット 〃 〃 21発 (105) アベル 57発 (106) 19発 (95) ブランカ 54発 (100) 20発 (100) リュウ、ケン 〃 〃 19発 (95) ベガ 〃 〃 18発 (90) ガイル 51発 (94) 18発 (90) バルログ(仮面有) 49発 (90) 21発 (105) 春麗 〃 〃 20発 (100) エル・フォルテ 〃 〃 19発 (95) C.ヴァイパー 〃 〃 18発 (90) ダルシム 46発 (85) 17発 (85) 豪鬼 43発 (80) バルログ(仮面無) ダメージ補正 体力5割以下から受けるダメージが少しずつ下がる。 コンボは3技目に2割ダメージが落ちる。その後は1割ずつ落ちていく。 例:1ヒットの技を5個繋げるのと多段ヒットの技5個繋げるのは補正は同じ。 また、セービングアタック、及びウルトラコンボは2技当てたものとして判定される。 例1)昇龍セビキャン滅の場合、滅波動のダメージは通常の80%。 例2)Lv2セービングからの直ウルコンの場合、ウルコン部分のダメージは通常の70%。 当てた技の数 補正 1技目 100% 2技目 100% 3技目 80% 4技目 70% 5技目 60% 6技目 50% 7技目 40% 8技目 30% 9技目 20% 10技目以降 10% 残り体力 補正 ~50% 100% 50~30% 95% 30~15% 90% 15%~ 75% 最終的にはこれらすべてを乗算したものが与えるダメージとなる。 例)4技目に相手(リュウ)が気絶、残り体力は150(15%)。ここでウルコン生当てしてとどめを刺そうとしても、0.4×0.75で元の30%分のダメージにしかならない。 http //www.eventhubs.com/guides/2009/may/09/how-combo-and-damage-scaling-works-street-fighter-iv/ 着地硬直 全キャラ一律4F。着地硬直中でも投げ抜けは可能。 ジャンプ攻撃を出さなかった場合は、着地硬直は通常技、必殺技、ガードでキャンセル可能。 ジャンプ攻撃を出した場合は、着地硬直の1・2Fは行動不能、3・4Fはガードのみ可能。 溜め時間 バルログのローリングクリスタルフラッシュ 60F バルログのローリングクリスタルフラッシュ以外のレバー溜めの技 42F 他のキャラのレバー溜めの技 55F バイソンのターンパンチ1 32F 2 121F 3 241F 4 481F 5 961F 6 1441F 7 1921F 8 2401F 9 2881F F 3360F エル・フォルテのケサディーヤボム1 120F 2 210F 3 300F EX 390F セービング1 1F 2 17F 3 50F カウンターヒット時の有利フレーム増加 地上通常技弱 +1F 中 +3F 強 +3F ジャンプ通常技弱 +2F 中 +1F 強 +2F 必殺技一律 +3F 対CPU戦の乱入キャラ 対CPU戦では、7戦目に各キャラ固有のライバルキャラが乱入してくる。 ゆえに7戦目に闘うキャラは固定であり、1~6戦目の間にライバルキャラと闘うことは無い。 また、BGMが特別なものに変更され、このライバルキャラを倒した時の勝ち台詞はここでしか見られない。 (店内対戦やイベントモードの場合とは異なる勝ち台詞になる。勝ち台詞は各キャラのページに。) 使用キャラ ライバルキャラ ステージBGM リュウ サガット ストⅡ・サガットステージBGM(アレンジ版) ケン ルーファス ルーファス専用・オリジナルBGM(ヴァンパイアハンターのレイレイステージみたいな感じ) 春麗 C.ヴァイパー C.ヴァイパー専用・オリジナルBGM(賛美歌のような壮大な曲、CVS2のGルガールBGMのような感じ) E.本田 エル・フォルテ エル・フォルテ専用・オリジナルBGM(特撮ヒーローモノやアニメの主題歌のような 熱い 曲調) ブランカ エル・フォルテ エル・フォルテ専用・オリジナルBGM ザンギエフ アベル アベル専用・オリジナルBGM(かなりシリアスな曲調) ガイル アベル アベル専用・オリジナルBGM ダルシム ルーファス ルーファス専用・オリジナルBGM M.バイソン 春麗 ストⅡ・春麗ステージBGM(アレンジ版) バルログ 春麗 ストⅡ・春麗ステージBGM(アレンジ版) サガット リュウ ストⅡ・リュウステージBGM(アレンジ版) ※サガット戦専用アレンジ(原曲に一番近い) ベガ C.ヴァイパー ストⅡ・ベガステージBGM(アレンジ版) C.ヴァイパー 春麗 ストⅡ・春麗ステージBGM(アレンジ版) ルーファス ケン ストⅡ・ケンステージBGM(アレンジ版) エル・フォルテ ザンギエフ ストⅡ・ザンギエフステージBGM(アレンジ版) アベル ガイル ストⅡ・ガイルステージBGM(アレンジ版) 豪鬼 リュウ ストⅡ・リュウステージBGM(アレンジ版) ※豪鬼戦専用アレンジ セス アベル アベル専用・オリジナルBGM 剛拳 リュウ ストⅡ・リュウステージBGM(アレンジ版) ※剛拳戦専用アレンジ さくら リュウ ストZERO2・さくらステージBGM(アレンジ版) キャミィ C.ヴァイパー スパⅡ・キャミィステージBGM(アレンジ版) 元 春麗 ストⅡ・春麗ステージBGM(アレンジ版) ダン さくら ストZERO2・さくらステージBGM(アレンジ版) フェイロン アベル アベル専用・オリジナルBGM ローズ リュウ ストZERO2・ローズステージBGM(アレンジ版) 家庭用ライバル戦ステージ 使用キャラ ステージ リュウ Old Temple ケン Drive-in at Night 春麗 Historic Distillery E.本田 Crowded Downtown ブランカ Inland Jungle ザンギエフ Snowy Rail Yard ガイル Small Airfield ダルシム Crowded Downtown M.バイソン Run-down Back Alley バルログ Historic Distillery サガット Old Temple ベガ Snowy Rail Yard C.ヴァイパー Historic Distillery ルーファス Drive-in at Night エル・フォルテ Cruise Ship Stern アベル Small Airfield 豪鬼 Volcanic Rim セス Historic Distillery 剛拳 Old Temple さくら Overpass キャミィ Run-down Back Alley 元 Run-down Back Alley ダン Overpass フェイロン Crowded Downtown ローズ Snowy Rail Yard CPU豪鬼・剛拳乱入 対CPU戦の8戦目(対セス戦)クリア後に豪鬼、または剛拳戦が発生することがある。 この乱入は隠し要素のひとつであり、パスワードによって解禁されるのでパスワードが入力されていない筐体では発生しない。 (パスワードが入力されているかどうかを判別するのは店員に聞くしかない。) 豪鬼戦が発生する条件は、セス戦到達までに以下の条件を全て満たすこと( 公式ブログ より抜粋)。 ① ノーコンティニューで勝ち続けること ② 1ラウンドも負けずに勝ち続けること ③ パーフェクト勝ちを以下の規定回数以上達成すること 1本制の場合:1回以上 3本制の場合:2回以上 5本制の場合:3回以上 7本制の場合:4回以上 更に、セス戦で一度もコンティニューしていないことが挙げられる(ラウンドは落としてもOK?)。 剛拳戦は上記の条件を満たした上で、 更に厳しい条件を満たすことで発生する らしい。 (上記の条件+ウルコンorスパコンフィニッシュを4~5回で確定?) (ファーストアタックの回数も関係している模様。11/14追記) また、CPU乱入が発生する場合、通常では見られないはずのセスへの勝ち台詞を見ることが出来る他、 ゲームクリア後のエンディングが使用キャラの個別EDから、全キャラ共通のスタッフロールに変化する。 その際、豪鬼戦でゲームをクリアすると、黒い背景にリュウ&ケンのイラスト。 剛拳戦でゲームをクリアすると、白い背景に春麗のイラストが表示される。 ステージ 各ステージには様々なギミックが存在するが、 バトルに直接影響を及ぼすことはない。 安心して対戦を楽しもう。 アーケード版ではCPU戦で進めていくか、対戦で連勝を重ねるとCruise Ship Stern>Historic Distillery>Small Airfield>Secret Laboratory>Deserted Templeの順番で特殊ステージの出現率が上がる?(例として20連勝以上でSecret Laboratoryが対戦ステージとして出現しやすい) 地方名 ステージ名 ギミック 備考 East Asia Old Temple ステージ両端に扉があり、ここに強い圧力が掛かると扉が倒れる。また、強力な飛び道具が直接当たったりすると、扉が壊れることも。 日本ステージの古寺。全体的に薄暗く、灯りはステージ中央にわずかにある程度。コスチュームカラーを黒や暗めの色にしておくと、地味に有利かもしれない。 Deserted Temple Old Templeではあった、ステージ両端の扉がなくなっている 豪鬼および剛拳戦ステージOld Templeと微妙な違いあり。壁や天井が崩れ、破壊されている。夜空に浮かぶ赤い月のおかげで、Old Templeより明るくて戦いやすい。 Crowded Downtown 看板の文字が右側から外れていくヨガフレイムを出すとギャラリーが驚きのけぞる。 中国ステージ。直訳すると「混みあった繁華街」「ストリートファイト」という言葉が最も似合うステージといえる。様々な店が立ち並び、現地の住民たちが店先のテーブルで料理を楽しんでいる。ステージ左端には小さな屋台が。どうでもいいが仲本工事がリュック背負って観戦してる。 Overpass 画面右側に軽トラックと乗用車の廃車があり、捨てられた看板などが置かれている。背景で子供達が応援している。大柄な子供はほぼ定位置だが、他の2人は闘う画面に合わせて移動する。右端に寄った場合は廃車の上に乗って応援する。 家庭版専用ステージ。日本ステージ。直訳すると「陸橋」電車が走る2本の高架橋をバックに河川敷で闘う。BGMがボーカル有りの曲になっている。 Run-down Back Alley 家庭版専用の中国ステージ。直訳すると「荒廃した裏通り」Crowded Downtownの夜版。昼版の賑やかな背景とは対照的に店はシャッターが閉まっており、ギャラリーも酔っ払いの人1人と犬1匹しかいない。 South Asia Beautiful Bay キャラが倒れる度に船が揺れ、ステージ奥に水しぶきがあがる。また、ステージ奥で座っているお爺ちゃんも驚き、のけぞる。K.O.時にお爺ちゃんが拍手する。 ベトナムステージ。船上。 Morning Mist Bay 家庭版専用のベトナムステージ。Beautiful Bayの早朝版。 North America Drive-in at Night ステージ左端に車が突き出しており、ここにキャラクターが叩きつけられたりすると、破壊音とともに車が壊れていく。 アメリカステージ。派手なネオンと激しくホッピングする車が特徴。ギャラリーの多さは全ステージ中最多? South America Inland Jungle キャラが地面に強く叩きつけられると、ステージ中央の猿が橋から転げ落ちる。K.O.時に猿や鳥たちが飛び跳ねる。 ブラジルステージ。様々な動植物が見守る中、桟橋の上で闘うことになる。ステージ右端では緑色の大蛇が木に絡みつき、ステージ奥の川を越えた先には、意味ありげな謎のトーテムポール?が聳え立っている。 Pitch-black Jungle 家庭版専用のブラジルステージ。直訳すると「真っ暗なジャングル」Inland Jungleの夜版。 Europe Snowy Rail Yard ステージ左端には線路が引かれており、時折列車が轟音とともに通過する。 ロシアステージ。美しい星空と、民謡を彷彿とさせる独特のBGMが特徴で、非常に幻想的。寒さのためかキャラの息が白くなっている。多分シベリア鉄道の車輌基地。ここにも仲本工事? Cruise Ship Stern ファイターたちの戦いがステージ奥の大画面に映し出されている。ラウンド開始時にパネルを掲げたラウンドガールが登場。K.O.時に背景の戦車が大砲をブッ放す。 CPU3戦目限定直訳すると「巡航船・船尾」各国のセレブと思わしき人物たちが観戦しており、バニーガールが飲み物を運んでいる。床とステージ奥の小型アドバルーンにはS.I.N社のロゴがある。 Historic Distillery 一定回数キャラが倒れると、ステージ左の酒樽(S.I.N.社ロゴ入り)を積んだ棚が壊れて酒樽が転がりだし、酒樽を積んでいた作業員が呆然と立ちつくす。そして、その後、激しく怒り出す。同様にして、ステージ右では蒸留塔の蓋が開き蒸気が漏れ、右端で居眠りしていた従業員が慌てふためく。 CPU5戦目または6戦目限定イギリスステージ。スコットランドのウイスキー蒸留所。作業員らしき屈強な男性たちが仕事に励んでいるが、ファイトの展開次第ではとんだ災難に見舞われることになる。ステージ奥には草原が広がり、羊らしき動物が見える。 Africa Small Airfield 時間経過で飛行機が登場。(S.I.N社ロゴ入り)更に時間経過で、飛行機の翼がファイターたちの頭上へ移動。この時に上空に飛び上がる技を使うと翼を破壊することができる。K.O.時に背景の軍人が上空に銃を乱射。よく見ないと分からないが飛行機の扉の開いている部分からバイソンが乗っている事が確認できる。バイソン使用時にはバルログ、バイソン対バルログの時はベガが乗っている。バイソン対ベガの時は扉が閉まっている。 CPU5戦目または6戦目限定ガイルVSアベルプロモムービーのステージ空港の滑走路の近くで闘う。黄色い服を着た数人の軍人らしき男たちと犬が観戦している。前述した派手なステージギミックは一見の価値あり。BGMはアフリカらしく民族音楽チックな曲となっている。 Unknown Secret Laboratory セス覚醒後、セスピンチでステージが振動+赤く点滅。セス敗北後左端の白い防護服をまとった男は膝から崩れ落ち、中央の赤い防護服の男は後方へ逃げ出す。 セス戦ステージ。防護服を着た研究員らしき人の姿が確認できる。ステージ中央の装置には「波動」の文字が。 ??? Training 家庭版専用のトレーニングルーム。 ???(地図上ではハワイ) Volcanic Rim 勝敗が決すると背景の火山が爆発する。 家庭版専用の火山ステージ。 処理落ち 家庭用ではよほどハイスペックで無い限り処理落ちが起きる事があるが、実はアーケードにおいても処理落ちが発生する。(正規のTaito Type 2X基盤でも) 実戦においては、リュウの波動拳を豪鬼がジャンプで飛び越え,豪鬼がEX斬空波動拳を発射し、リュウがスーパーキャンセルで真空波動拳を出し、それであけぼのK.O.したらものすごく処理落ちした。 ただ、他のゲームの様に目押しコンボの最中に処理落ちが起こるようなことはまずないので、あまり気にしなくてもよいだろう。
https://w.atwiki.jp/seq3/pages/61.html
50音順です 元ネタを書いて貰えると感情移入しやすくなります ア行 アベル 聖書の登場人物。アダムとイヴの次男である羊飼い。 イワン 『イワンのばか』本作の主人公。親の跡を継いで畑仕事をする。無欲で愚直な性格で、兄達に利用されたりする一方、悪魔の誘惑には耳を貸さない。 カ行 カイル 『ルーンファクトリー2』本作の主人公。明るく前向きな青年。 ゴンベ 『いっき』本作の主人公。ホーミング性能の高い鎌で一揆を起こす青年。 サ行 タ行 ダヴィデ 聖書の登場人物。羊飼いであったが、巨人・ゴリアテを投石で倒した事により王となる。 タケル 『牧場物語 やすらぎの樹』『わくわくアニマルマーチ』男主人公のデフォルト名。 トキジロウ 二宮時次郎。江戸時代後期、「報徳仕法」と呼ばれる農村復興政策を指導した農政家「二宮尊徳」の本名。 ナ行 ハ行 ペーター 『アルプスの少女ハイジ』ハイジの友達でヤギ飼いの少年。 マ行 マイス 『ルーンファクトリー3』本作の主人公。モンスターに変身することができる記憶喪失の少年。 マルク 『牧場物語 キミと育つ島』『キラキラ太陽となかまたち』男主人公。前向きな性格。 ミネク 『木靴の樹』農民に焦点を当てたネオレアリスモのイタリア映画における、主要登場人物の農少年。 ヤ行 ユウキ 『牧場物語 わくわくアニマルマーチ』男主人公のデフォルト名。 ヤコブ 『人狼BBS』キャラクターの一人、農夫ヤコブ。 ラ行 ラグナ 『ルーンファクトリー -新牧場物語-』『フロンティア』の主人公。記憶喪失の少年で、カルディアの町に行き倒れかけていた所をミストに助けられる。 ワ行
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/5845.html
イライール とは、【星のカービィ2】のキャラクター。 プロフィール 作品別 BGM 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール イライール 他言語 種族 【ウナギ】? 初登場 【星のカービィ2】 土管やツボに入っているウナギ。ひょこっと出てきたりまた入ったりする。ポップスターの住民でもある。 作品別 【星のカービィ2】 敵キャラクターとしての登場。土管の中に入っておりカービィが近づくと顔を出す。 【星のカービィ3】 こちらは味方としての登場。 レベル2-3におけるミニゲーム「最後のウナギはどこ?」に登場する。5つあるツボを出たり入ったりして惑わしてくる。他のツボにはゴルドーが入っているので惑わされないよう注意。正解するたびスピードが上がる。3連続で正解するとクリアとなりゴールでハートスターがもらえる。 ミニゲームラッシュ「MG5」では2番手で登場。 BGM ミニゲーム用BGM(サウンドテスト31)曲名不明。星のカービィ3におけるミニゲームを出題するキャラクター共通のBGM。 元ネタ推測 イライラ+ill(ウナギ) 関連キャラクター 【ピッチャマン】 【カラメロ】 【タマサン】? 【コックカワサキ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?